【セルフケア動画有】なぜ"肩を揉まない"方が緊張性頭痛が根本改善するのか?
- 昂 AKI 整体院
- 2月21日
- 読了時間: 5分
更新日:2月25日

温めてもマッサージしてもまた頭痛が起きる…
緊張性頭痛は、頭痛の6割の人がかかる最も一般的な頭痛です。
主な原因は頭全体が締め付けられるような痛みが特徴で、特に仕事中やストレスを感じるときに起こりやすいものです。
また、頭痛を持つ多くの人が慢性的になりやすくなっています。
緊張性頭痛の主な要因は
長時間のデスクワーク
姿勢の悪さ
睡眠不足
過度なストレス
目の疲れ
によるものです。
このように肩の筋肉の緊張や疲労による血流不足で起きることが多いみたいですね。
だから多くの人は
肩をカイロやホットタオルで温める
肩をストレッチする
マッサージ屋さんや整骨院で肩揉んでもらう
などを取り組むことが多いみたいですが、
それはその場だけの対処方法で根本的解決にはなりません。
それを続けていると、
むしろ頭痛が酷くなり頭痛を起こしやすい体を作ってしまいます。
今回は、
頭痛の改善はもちろん、なぜ、頭痛に首や肩をマッサージしてはいけないのか?
根本的に解決するための方法をお伝えします。
なぜ起こる?緊張性頭痛のメカニズムとは?
緊張性頭痛が起きるメカニズムは、
肩周りの筋肉がカチカチに固まることで、頭部への血流が悪くなることで
発症します。

この画像のように、血管や神経が首や肩の筋肉を貫いて頭部へと到着します。
首や肩の筋肉が凝ってしまうと、血管や神経を圧迫することで頭部への血流不足を作り、
頭痛を起こすのです。
つまり、緊張性頭痛メカニズムは
肩こり
↓
頭部への血流不足、神経の流れ低下
↓
頭痛
ということになります。
ということは、解決方法は
首肩こりを改善すれば頭痛が消える。
ということになります。
緊張性頭痛が慢性化する真の原因は肩のマッサージ?!
頭痛がすると、つい肩や首を揉みたくなりますよね。
しかし、実はそれが逆効果になる場合があります。
それは「交差性症候群(Upper Crossed Syndrome)」という身体のバランスの崩れが関係している場合、肩を揉むことが頭痛を悪化させる可能性があるのです。
"交差性症候群"とは?
交差性症候群とは、現代人に多い「猫背」や「ストレートネック」と深く関係する姿勢の崩れです。
この姿勢の崩れは、筋肉のアンバランスによって起きます
胸の筋肉など肩や肩甲骨を前に引き出す筋肉が固く縮こまってしまう結果
猫背やストレートネックの姿勢ができます。
さらに、肩こりを感じる肩の筋肉の僧帽筋は引っ張られることで弱ってしまいます。
僧帽筋は、肩や肩甲骨が前に出るのを後ろに戻そうとする働きを持っています。

僧帽筋は、肩や肩甲骨が前に出るのを後ろに戻そうとする働きを起こし続けて疲れ果ててしまい、固く緊張してしまうのです。
これがいわゆる肩こりです。
簡単にいうと、
胸の筋肉が縮こまる
↓
肩や肩甲骨が前に出る
↓
肩の筋肉(僧帽筋)が引っ張られ、後に戻す働きが起こり続ける
↓
肩の筋肉(僧帽筋)が働きすぎて疲労が溜まり肩こりが起きる
って感じです。
さぁ。
ここで肩のマッサージをするとどうなるでしょう?
肩の筋肉をほぐすことにより、肩や肩甲骨はさらに肩を前に引っ張られます。
そうなればさらに猫背やストレートネックは酷くなりますし、僧帽筋がもっと引っ張られるので、もっともっと固く緊張します。
肩をマッサージすればするほど、肩こりがひどくなり、
頭痛も慢性化するのです。
だからこそいますぐ肩の筋肉のマッサージやストレッチはやめてください
何度も続く緊張性頭痛にはこの2つのストレッチです
肩を揉めば揉むほど肩こりがひどくなる仕組みをご理解いただけたと思います。
では、肩こりを起こさないようにするにはどうするのか?
簡単な方法を2つご紹介します。
それは、胸の筋肉と腕の筋肉のストレッチです。
この2つの筋肉は、短く縮こまってしまうと、
肩や肩甲骨を前に出してしまい肩こりを起こすとお伝えしました。
なのでこの縮こまっている筋肉をほぐせばいいのです。
ストレッチの方法はこちらです。
この2つを取り組んでみてください。
その後に肩や首こりを確認してみてください。
ストレッチをする前よりも楽になっていたり、首や肩が動かしやすくなっていたりします。
そして頭痛も楽になりますよ。
また、このストレッチを1週間続けてもらうと、
筋肉の柔軟性が定着して、首肩こりが出にくくなったり、
頭痛を感じる回数が減ってくると思います。
ストレッチはやればやるほど効果が高くなっていきます。
コツコツやれる人はどんどん体がよくなっていきますよ。
ぜひ続けてみてくださいね。
児玉 昂弘
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